メインコンテンツに移動
 
ニュース2020.11.04

味噌由来の乳酸菌「蔵華(くらはな)乳酸菌LTK-1」の継続摂取が 貧血気味の成人女性の貧血状態を改善することを確認 ~日本臨床試験学会雑誌「薬理と治療」に論文掲載~

イチビキ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:中村光一郎、以下イチビキ)は、味噌由来の乳酸菌「蔵華(くらはな)乳酸菌LTK-1」の継続摂取が、貧血気味の成人女性(20~59歳)の鉄の利用効率を高め、血中のヘモグロビン値(Hb)及びヘマトクリット値(Ht)を改善することを確認しました。
本研究に用いた蔵華乳酸菌LTK-1は加工や保存、体内の消化液の影響を受けず、安定的に腸まで届く加熱殺菌菌体であり、今までに加熱殺菌菌体で血中Hbを有意に改善(貧血症状を改善)した報告はありません。本研究では1日0.25gの蔵華乳酸菌LTK-1の摂取で、特に鉄剤を摂取しなくても貧血気味の成人女性に対して、持続性の高い優れたHb改善効果を示しました。

本研究の成果から、新たな製品コンセプトを有する安全性の高い貧血改善食品の誕生の可能性が期待されます。特に、ダイエットを目指す人の栄養バランスの崩れによる鉄不足の補充、月経による失血の造血サポート、アスリートの酸素供給に必要な赤血球数の維持など多用途での使用が期待されます。

本研究成果は2020年10月29日に、日本臨床試験学会雑誌「薬理と治療」に掲載されました。

論文タイトル

Functional Evaluation of Salt Resistance Plant-derived Lactic Bacterium Expected to Improve Anemia
―Placebo-controlled, Randomized, Double-blind, Parallel-group Study―

論文タイトル和訳

貧血症状の改善が期待される耐塩性植物性乳酸菌の機能性評価
―プラセボ対照ランダム化二重盲検並行群間比較試験―

要約

ヘモグロビン値(Hb)が12.0g/dL未満かつ血清フェリチン値が15.0ng/mL未満の成人女性(20~59歳)の被験者40名をランダムに2つのグループに分け、一方に蔵華乳酸菌LTK-1 0.25g(蔵華乳酸菌LTK-1 0.125gを含む錠剤2粒)を、他方に蔵華乳酸菌LTK-1をデキストリンに置換え、カラメル色素で色をあわせた錠剤(プラセボグループ)を12週間普段の食事で特に鉄剤を摂取することなく、1日1回摂取して頂きました。

その結果、プラセボグループでは摂取4週より12週を通してHbが低下しましたが、蔵華乳酸菌LTK-1を摂取したグループでは摂取4週からプラセボグループと比較して高値を示し、その後、摂取12週まで維持されました。また、ヘマトクリット値(Ht)についてもHbと同様の挙動を示しました(図1、図2)。

蔵華乳酸菌LTK-1を摂取したグループではプラセボグループと比較して血中のHbおよびHtが有意に改善しました。
アンケートの結果、「肌の調子」や「肌のべたつき」に対して蔵華乳酸菌LTK-1を摂取したグループはプラセボグループと比較してスコアが改善しました。(図3、図4)

用語の解説

貧血

貧血とは、血液中の赤血球の中にある、ヘモグロビンの濃度が低くなった状態を指します。ヘモグロビンは酸素とくっつくことで、酸素を体のすみずみまで運ぶ重要な役割を果たしています。貧血になると、体内の酸素が少なくなり、立ちくらみ、息切れ、めまい、ふらつき、頭痛、胸の痛み、動悸(どうき)、疲労感などの症状が出ることがあります。

ヘモグロビン

赤血球の中に含まれる酸素等を運ぶ成分です。低下すると貧血症状が生じます。

ヘマトクリット

血液は、細胞成分の血球と液体成分の血漿に大別でき、ヘマトクリット値は、血液中の血球の割合を示します。貧血があると低下し、多血症のときは増加します。

フェリチン

フェリチンとは、鉄を貯蔵することのできるたんぱく質です。フェリチンは細胞内に鉄分を貯蔵して、トランスフェリン(血液中で鉄を輸送する「舟」の役割をするたんぱく質)との間で鉄の交換を行なって、血液中の鉄分量(血清鉄)を維持する働きをしています。

おいしさスマイル イチビキ