東海地方では元々、それぞれの家庭で「味噌だれ」を手作りする習慣がありましたが、豆みそを煮溶かして、つやが出るまで煮詰めて…となかなか手間のかかるものでした。
そこで、先に発売していた「献立いろいろつゆ」(1993年発売)のように、簡単、手軽に使える「味噌だれ」を作りたいという想いで開発がスタートしました。
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献立
みそ
まずはこれ!!
絶対試して欲しい
回鍋肉
全国の西友様にてお取り扱いいただいていますが、お取り扱いのない店舗様もあります。
お客様のお住まいの地域に販売店がない場合は、イチビキお客様センターまでお電話にてお問い合わせください。※全ての販売店様を把握できている訳ではないので、ご案内できない場合もあります。ご了承ください。
通信販売をご希望のお客様は、こちら(イチビキオンラインショップ)からご購入いただけます。
献立いろいろみそは、コクのある豆みそに、米みそをほどよくブレンドし、甘みを加えてねりあげたみそだれです。かける、あえる、炒める、煮るなど、いろいろな献立にお使いいただけますが、しっかりした甘さがあるため、みそ汁はおすすめできません。
おすすめのレシピは「献立いろいろみそのブランドページ」や「献立いろいろみそシリーズを使ったレシピ一覧」をご覧ください。
始まりは1990年代
東海地方では元々、それぞれの家庭で「味噌だれ」を手作りする習慣がありましたが、豆みそを煮溶かして、つやが出るまで煮詰めて…となかなか手間のかかるものでした。
そこで、先に発売していた「献立いろいろつゆ」(1993年発売)のように、簡単、手軽に使える「味噌だれ」を作りたいという想いで開発がスタートしました。
東海地方は、伝統的に豆みそが愛されている土地柄です。
豆みその特徴である強いコクを活かしながら、米みそを程よくブレンド。砂糖の甘みや、鰹節と昆布の旨みを加えて、幅広い味噌料理に使える味噌だれに仕上げました。
献立みそには隠し味として、イチビキが100年以上大切に使い続ける「丈三桶」で造った豆みそも使っています。
献立みその特徴のひとつがユニークな容器。商品化にあたって最も苦労した部分です。お料理に使いやすく、保管しやすく、繰り返し使うにはどんな容器が最適なのか、皆で悩み、多方面にあたって試行錯誤していました。
ある日、当時の社長が取引先とのゴルフコンペに参加。途中で売店に立ち寄ると、冷凍されたスポーツドリンクが目に入りました。「スパウト」と呼ばれるキャップ付きの容器です。
「これだ!」とひらめいた社長は、ゴルフ場からすぐさま電話し、社員に容器の販売元を突き止めるように指示。こうしてお馴染みの容器との運命的な出会いを果たしました。
ただ、その頃はスパウトに対応した充填機が存在しませんでした。既存の機械を改造して手作業で充填を行うほかなく、生産の現場では創意工夫を積み重ねる日々が続きました。
パッケージのデザインは、いろいろ使えることがイメージできるように、黄色、赤色、緑色を使ったカラフルな色使いにしました。
料理の写真がおいしそうに見えるよう、印刷の発色にもこだわっています。特に気を付けたのが、パッケージデザインの下地になる「白色」の濃さです。
中身が色の濃いみそですから、味噌の色が透けるとデザイン全体が暗く見えてしまいます。「献立いろいろみそ」の魅力をお客様にしっかり伝えられるように、印刷会社さんと一緒に何通りも検討を重ねました。
いろいろなお料理に使っていただきたいという思いで、試作検討したメニューは延べ1,000以上。イチビキの地元である東海地方の味付けを中心に、中華料理やおやつまで幅広く試しました。
その中から厳選したメニューを集めて「献立ミニブック」を作成し、商品に添付して発売することにしました。
1995年献立みそを発売。販売が始まるやいなや、名古屋地区の営業担当がすぐさま社長の元に飛んできました。「これは大化けするかもしれませんよ!」。興奮気味に語るその姿を見て、確かな手応えを感じたといいます。
その後、タレントの清水ミチコさんを起用して献立つゆと献立みそのセットCMを大々的に展開しました。これにより「献立いろいろ」のブランドは世間に浸透し、イチビキの主力商品へと成長していきました。
おかげさまで献立みそはご好評をいただき、今では”東海地方ではどの家庭でも常備している”と言われるほど、たくさんの方に使っていただける商品になりました。
2025年の発売30周年に向けて、さらにご愛顧いただけるように努めてまいります。