蔵華乳酸菌を摂取すると、排便回数が増加し、
便性状が改善しました。
蔵華乳酸菌を摂取することにより、便秘傾向の方の排便回数が増加
実験方法
20~55歳の健康な日本人女性48名に蔵華乳酸菌を125mgを含む錠剤を1日2錠づつ2ヶ月間摂取して頂き、摂取前の1週間の排便回数と摂取8週目の1週間の平均排便回数をアンケートにより調査しました。
実験結果
被験者を便秘傾向者(排便回数6回/週以下)(23名)と非便秘傾向者(排便回数7回/週以上)(22名)に分け、摂取前と摂取後の1週間当たりの排便回数を比較しました。
その結果、便秘傾向者の排便回数は、蔵華乳酸菌を摂取することで有意に増加しましたが、非便秘傾向者では変化しませんでした。
便秘傾向のある人の排便回数が
蔵華乳酸菌を摂取すると有意に改善
蔵華乳酸菌摂取前/ 蔵華乳酸菌接種後
*蔵華乳酸菌摂取前と比較してP<0.05
P<0.05とは危険率5%で統計的有意差があるという意味
蔵華乳酸菌を摂取することにより、便秘傾向の方の便性状が改善
実験方法
20~55歳の便秘傾向(排便回数5回/週以下)のある日本人40名を2群に分け、Ⅰ群:蔵華乳酸菌を125mgを含む錠剤、Ⅱ群:蔵華乳酸菌を含まない錠剤のいずれかを1日2錠づつ4週間摂取して頂き、摂取前2週間~摂取後4週間の2週間毎の平均便性状スコアをアンケートにより調査しました。
実験結果
被験者の2週間毎の平均便性状の経時変化を比較しました。その結果、蔵華乳酸菌を摂取したグループ(赤線)の便性状は、摂取前2週間と比較して摂取2週間後、摂取4週間後のいずれも有意に柔らかくなりましたが、蔵華乳酸菌を摂取しなかったグループ(青線)の摂取前2週間と比較して便性状は有意な差が認められませんでした。
蔵華乳酸菌を摂取したグループは、
便性状が有意に改善
蔵華乳酸菌非摂取/ 蔵華乳酸菌摂取
*摂取開始前2週間と比較してP<0.05
P<0.05とは危険率5%で統計的有意差があるという意味
蔵華乳酸菌を摂取することにより、便秘傾向の方の「お腹の張り」が発生する日数が減少
実験方法
20~55歳の便秘傾向(排便回数5回/週以下)のある日本人40名を2群に分け、Ⅰ群:蔵華乳酸菌を125mgを含む錠剤、Ⅱ群:蔵華乳酸菌を含まない錠剤のいずれかを1日2錠づつ4週間摂取して頂き、摂取前2週間~摂取後4週間の2週間毎の「おなかの張り」が発生した日数をアンケートにより調査しました。
実験結果
被験者の2週間毎の「おなかの張り」が発生した日数の経時変化を比較しました。
その結果、蔵華乳酸菌を摂取したグループ(赤線)の「おなかの張り」発生頻度は、摂取前2週間と比較して摂取2週間後、摂取4週間後のいずれも有意に減少しましたが、蔵華乳酸菌を摂取しなかったグループ(青線)の「おなかの張り」発生頻度には有意な差が認められませんでした。
また、摂取後3~4週間において、蔵華乳酸菌を摂取したグループと蔵華乳酸菌を摂取していないグループでは「お腹の張り」の発生頻度が有意に減っていることが分かりました。
蔵華乳酸菌を摂取したグループは、
お腹の張りを感じる日数が有意に減少
蔵華乳酸菌非摂取/ 蔵華乳酸菌摂取
**摂取開始前2週間と比較してP<0.01
# 蔵華乳酸菌非摂取と比較してP<0.05
P<0.01とは危険率1%で統計的有意差があるという意味
P<0.05とは危険率5%で統計的有意差があるという意味
用語の説明
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便秘とは
便秘の定義は、「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定められています。「何日も便が出ない」、「便が硬く、出すときに強くいきむ」、「お腹が張る」、「お腹が痛い」など、排便に苦痛や不快感がともなう場合は「便秘」の状態と考えられます。
<診断基準>
a.排便の4分の1超の頻度で強くいきむ必要がある
b.排便の4分の1超の頻度で兎糞状態または硬便である
c.排便の4分の1超の頻度で残便感を感じる
d.排便の4分の1超の頻度で直腸校門の閉塞感や排便困難感がある
e.排便の4分の1超の頻度で用手的な排便解除が必要
f.自発的な排便回数が週に3回未満である