蔵華乳酸菌を摂取すると、顔肌水分と顔肌弾力が改善しました。
蔵華乳酸菌がIL-22の分泌を促進
実験方法
マウスの脾臓細胞に蔵華乳酸菌を加えたものと加えていないもので、37℃、5%CO2下で2日間培養しました。2日後にフローサイトメーターにて脾臓細胞中のB細胞のIL22陽性細胞の存在比を測定しました。
実験結果
蔵華乳酸菌を添加していないB細胞に比べ、蔵華乳酸菌を添加した方がIL22を産生するB細胞の割合が有意に増えました。
蔵華乳酸菌を摂取したグループは、
インターロイキン22が増加した
*蔵華乳酸菌無添加と比較してP<0.05
P<0.05とは危険率5%で統計的有意差があるという意味
蔵華乳酸菌を摂取することにより、乾燥肌傾向者の肌水分量が増加
実験方法
20~55歳の健康な日本人女性36名に蔵華乳酸菌を125mgを含む錠剤を1日2錠づつ2ヶ月間摂取して頂き、摂取開始から1週間毎に顔肌水分量をモイスチャーチェッカーMY-808Sにて測定しました。
実験結果
被験者を乾燥肌傾向者(顔肌水分40%未満)(27名)と非乾燥肌傾向者(顔肌水分40%以上)(22名)に分け、摂取前の顔肌水分量と摂取2ヶ月後の平均顔肌水分量を比較しました。その結果、乾燥肌傾向者の顔肌水分量は、蔵華乳酸菌を摂取することで有意に増加しましたが、非乾燥肌傾向者では変化しませんでした。
乾燥肌傾向のある人は、蔵華乳酸菌摂取後に、
肌水分が増加
蔵華乳酸菌摂取前/ 蔵華乳酸菌摂取2ヶ月後
**蔵華乳酸菌摂取前と比較してP<0.01
P<0.01とは危険率1%で統計的有意差があるという意味
蔵華乳酸菌を摂取することにより、顔肌状態のスコアが改善
実験方法
20~55歳の健康な日本人女性36名に蔵華乳酸菌を125mgを含む錠剤を1日2錠づつ2ヶ月間摂取して頂き、摂取開始から1週間毎に顔肌状態をトリプルセンスTR-3にて測定しました。
実験結果
蔵華乳酸菌摂取前と摂取2ヶ月後の顔肌状態を比較しました。その結果、水分、油分、弾力のいずれのスコアも改善しました。
蔵華乳酸菌摂取後に、
顔肌の水分、弾力、油分が改善
蔵華乳酸菌摂取前/ 蔵華乳酸菌摂取2ヶ月後
用語の説明
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乾燥肌とは
皮膚の水分・皮脂(油分)が不足して潤いがなくなっている状態です。表皮の一番外側にある角質層には「バリア機能」という役割があり、角質層が外的刺激から肌を守り、肌内部の水分・油分が逃げるのを防ぎ、潤いのある肌を保ちます。何らかの原因で「バリア機能」が低下すると水分が逃げてしまいます。
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インターロイキン22(IL-22)とは
サイトカインの1つで、組織修復、細胞生存・増殖、粘膜バリア防御に関与し、更に角化細胞を増殖し、皮膚のターンオーバーを促進させることが知られています。
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肌のターンオーバーとは
健康な肌は、皮膚の新陳代謝である「ターンオーバー」によって常に新しい細胞に入れ替わり、バリア機能が保たれます。